ワタルです。
ミニマリストの人では、取り入れてることも多いライフハック
「 私服の制服化 」
文字通り、私服を固定のアイテム・コーディネートで着回すことです。
この「私服の制服化」について、ぼくの体験談も交えながら、改めて考えてみました。
- 「私服の制服化」の長所・短所が知りたい
- 生活に取り入れるか迷ってる
- もっとミニマルに暮らしたい
△ こんな風に考えてる人には、参考になるかと思います。
【私服の制服化】まずはメリットから!
私服の制服化。まずはメリットから。
- コーディネートに悩まない
- 個性が強まる
- 管理が楽
コーディネートに悩まない
まずはこれですね。何を着ようか迷うことがなく、毎日の服選びが楽です。
固定のコーデになるので、悩む時間はなくなり合理的ですね。
あんまり悩むと1日の想像力を消耗してしまうので、この体力分を温存できます。
個性が強まる
同じ服を着る機会が多いので、【 〇〇の服=あの人 】みたいに印象付けることにも繋がります。
いわゆる「トレードマーク」に。
お洒落な人って、こうしたファッションでのトレードマークがあったりする印象。一概に「同じ服=ダサい」ともならないのかも?
またビジネスやSNSで発信活動をしている人では、同じ服装をしているのは覚えてもらう際に効果的。
管理が楽
例えば、洗濯する場面。
- これはシワをちゃんと伸ばしてから
- これはおしゃれ着洗い用
- これは干す時はこういう風に,,,
アイテムによって、洗濯する時の扱い方って微妙に違いますよね?
あと広げながら、「これはどの服だっけ?」って確認とかも必要。
ある程度が制服化されてると、なんとなく洗濯後もパッと見で判別出来るし、扱い方も一緒なので、こうした作業が地味に楽になります。
日々のことなので、こうした点は地味に助かりますね
【服の制服化】続いて、デメリットを紹介
さて、メリットを紹介しましたが、デメリットはどうでしょうか。
再考してみると、けっこうネガティブな部分もありました。
- コーディネートの楽しさがなくなる
- 服に興味がなくなってくる
- TPOに合わない場面も
- 寒暖差にも対応しにくい
- 余計なお金が掛かる可能性
コーディネートの楽しさがなくなる
「今日は何着ようかな〜?」
そう考えるのって面倒に思う反面、実は楽しいと思ってる部分も。
ここに楽しさを感じる人は、無理に制服化する必要はないと思います。
いつも同じ服だと、この感覚がないので、物足りなくなってしまうかも。
服に興味がなくなってくる
いつも同じ ▷ 買わない ▷ 新しい服をチェックする機会も減る ▷ いつの間にか無頓着に
そもそも服というものに、興味が薄まっていく可能性もありえます。
どんどんファッション → 道具みたいな認識に変わってしまうことも。
元々服が好きな人なら、これは良くない傾向かもしれません。
TPOに合わない場面も
その場所・場面に適した服装はあると思ってます。
まあ、最近はどんどんカジュアル化してるので、形式的な意味でのドレスコードに遭遇する場面はほとんどないですが,,, (冠婚葬祭は除く)
とはいえ、良くも悪くも服装って、周りの人にも影響を与えます。
例えば、黒のアイテムってフォーマル感もあって便利ですが、全て黒で統一すると、真夏の場面では見ている側も暑苦しく感じることも,,,
黒は便利なので制服化とも相性は良いですが、上記のような場面ではある種の配慮も必要かも?
真夏に全身黒が必ずしもNGってことではないです。お洒落で涼しげに着こなす方法はあるし、そうした人も見かけます。
ただ、かなり気を付けてないと難しいのも事実。
寒暖差にも対応しにくい
日本には四季があり、最近は温度も湿度も変化がめちゃくちゃ。笑
ちゃんとファッションでも対応してないと、体調を崩すことにも繋がります。
- 夏「あ〜正直この服暑い,,,」
- 冬「これしか着ないって決めたけど、寒い,,,」
みたいな場面もあり得るので、そうした際は意地にならずに、制服化のこだわりは捨てた方が良いです。
素直に、アイテムを買い足す・ワードロープに加えるのが吉。
余計なお金が掛かる可能性
「デザインもシンプルだし、機能性も問題なさそう!よし、日々着れるように4着まとめ買いしておこう」
こんな感じで購入したのは良いものの,,,
前に挙げたように、いくつかデメリットが生じることも。
それが暑い寒いとか着心地に関する点だと、結局まとめて手放す可能性も出てきます。
また、しばらく着用してないと見えてこないデメリットもあるので、すぐにまとめ買いするのは要注意。
服の「一部を制服化する」のが、取り入れやすい!
メリット・デメリットを紹介してきましたが、個人的に私服の「一部を制服化」するのはオススメ。
完全に自分の軸が定まっていて、こだわったアイテムで制服化させれば、メリットが大きいとも思います。
が、なかなかこのバランスを築くのは難しいところ,,,
- 清潔感
- その人自身の信念・哲学
- 客観的にも似合ってるか?
他にも色んなポイントがありますが、それらを網羅してないと、【 全体的な意味での私服の制服化 】はデメリットが強調されてしまうでしょう。
だからTシャツ・シャツ、あるいはパンツなど、一部のアイテムの制服化なら、ハードルがちょっと下がります。
特に、アンダーウェアは取り入れやすいですね。
「ソックスだけは同じアイテムのブラックしか持たない」みたいな。
実際ぼくもソックスやボクサーパンツ、パジャマは完全に同じ物・色で統一してます。管理も楽です♪
最終的には、「服はほぼ固定化・靴は色んなアイテムで遊ぶ」みたいなスタイルにしてみたい,,,
在宅勤務・リモートワーカーには、別の意味でオススメです。
最近は自宅で働いている人も以前より増えました。で、この【私服の制服化】、在宅勤務・リモートワークの人と相性が良いと思うんです。
取り入れ方としては、働く日の私服は統一すること。
在宅勤務の人は、完全に自由な私服でOKって場合がほとんどかと思うので。
在宅なので、ファッションも自分都合で固定化しやすいし、洗濯などの管理も楽。
何より【仕事モード】になるのが難しい在宅勤務で、仕事スイッチを入れるのにも役立つと思います。
この場合であれば、制服化のメリットが際立つでしょう。
ぼくも在宅ワーカーですが、勤務日のみ同じ白Tを着ています
まとめ:「私服の制服化」拘りはほどほどに。
「私服の制服化!」と意気込んで取り入れてみると、上手くいかないことも多いと思います。
やってみたい人は、前述の通りソックスやアンダーウェアなど、小さなアイテムから取り入れるのがオススメ。
また日々意識していると、【 固定化してもOKなアイテム 】が見えてくると思います。
それが分かったら、順次制服化していくのはアリですね。
ほどほどに。ゆる〜く取り入れていくことで、私服の制服化の良い部分が活きてくると思います。