ワタルです。
本日は書評。
舞台はフランス。
パリの国連で働く日常を描いたノンフィックション作品。
川内有緒さんの著書【パリの国連で夢を食う】です。
川内有緒さん【パリの国連で夢を食う】の内容
チャンスを摑んだのは31歳の時。2年前に応募した国連から突然書類審査に合格との知らせが舞い込んだ。2000倍の倍率を勝ち抜き、いざパリへ。世界一のお役所のガチガチな官僚機構とカオスな組織運営にビックリしながら、世界中から集まる野性味あふれる愉快な同僚達と、個性的な生き方をする友人らに囲まれて過ごした5年半の痛快パリ滞在記。
Amazon 本書紹介より引用
川内有緒さん【パリの国連で夢を食う】を読んだ感想
【パリの国連で~】ということで、場所は海外。フランス・パリが舞台の一冊です。
僕自身、海外が題材の書籍が好きなんですが、読んだ本のほとんどが「旅」がテーマの作品ばかり。
海外一人旅へ行きたくなる作品。オードリー若林氏の本【表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬】
今回読んだこの本は、著者である川内有緒さんが実際にパリの国連で働いた際の滞在期です。
【海外 × 働く】内容の本は初めてでした。
まず結論として、とても読みやすく、僕自身全然実情を知らなかった国連での働き方やその在り方もコミカルに書かれており、興味深い、そして面白かったです。
「国連」というとお堅いイメージですが、有雄さんのエピソードを読んでいると想像とはまた全然違う世界でした。
また旅行では無いので、著者の有緒さんはパリで生活する訳です。
実際に暮らしてみて、初めて見えてくるパリという街の姿。
華やかなイメージとは、全く違うパリの顔も。
フィクションでは無い、実際のお話なので、そこもすごく興味深かったです。「実際に海外で暮らすのって本当大変だよな。。。」と思いました。
国連では世界中から採用をしているので、国籍・人種も様々。
【働くこと】についての、価値観や理由も異なる中でコミュニケーションを円滑に行うことはめちゃくちゃ難しいと思うのですが、、、著者の有緒さんは身軽にコミュニケーションを取られていて、コミュ力の高さにも感心しました。
パリや海外で働く日常に興味がある方には、おすすめの一冊です。
また本書で登場する、【パリで働く日本人の方々の生活】を描いた、こちらの一冊も続けて読むと面白いですよ♪
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