ワタルです。
ミニマリスト / ミニマリズム
色々影響を受けた要素はありますが、映画作品からの影響も大きいです。
なので今回、個人的に 「 ミニマリスト/ミニマリズム を感じた映画8作品 」を2021年の最新作も含めたランキング形式で紹介していきます!
この記事はこんな人におすすめ!
- ミニマリストがオススメする映画を知りたい
- シンプルライフに興味がある
- ドキュメンタリー系の作品が好き
ミニマリストがオススメする【ミニマルライフ】を感じる映画8作品をランキングで紹介!!
紹介する作品は、全てが【ミニマリスト映画】というジャンルな訳ではありません。ただ、どの作品にもミニマリスト/ミニマリズムに通ずる要素をどこか感じられる作品となっております。
そういう類の作品が気になる方は、ぜひチェックしてみて下さい♪
第8位 LIFE!
主人公は、雑誌社の写真管理部で働く冴えないサラリーマン。そんな彼が一歩を踏み出した先にあった変化とは?
主人公は勇気がなく、現実では叶えられない姿を、いつも妄想の中で思い描いています。
そんな彼が、1枚の写真を探す為に旅へ,,,
旅での思い切った行動を通じて、自分自身に作っていた しがらみ を徐々に解放して身軽になっていくことで、思い描いていた 妄想での自分の姿 に近づいていきます。
行動して思考をシンプルにしていくことで、身軽になっていく様からミニマリズムを感じた一作。
コメディならお任せ俳優。ベンスティラーが主役なので、とっても観やすい作品。
音楽や映像もキレイでおすすめです。個人的に吹き替えが全然合ってないと思うので、字幕で観て欲しいです。
第7位 LEON
与えられた任務を、完璧に遂行する孤独なスナイパー。ある少女との出会いから、徐々に毎日が変わり始める。
今回はミニマリズム視点で選んでいるので第7位ですが、映画全体でも中でも大好きな作品。
いつも決まったシンプルな服装で、荷物はスーツケース1つとお気に入りの観葉植物。
スーツケースは分かりますが、この観葉植物を持って移動するシーンが頭に残っています。
与えられた任務をシンプルに完璧に遂行する様やシンプルながらも今やファッションアイコンとして完成されたファッションからミニマリズムも感じました。
映画として本当に素敵な作品です。主役のジャンレノだけでなく、ナタリーポートマンを始めとした他キャストも魅力的。
第6位 かもめ食堂
1人の日本人女性がフィンランドで食堂を開く。そこに徐々に個性的な人々が集まってくるお話。
こちらも有名な作品ですよね。観たことはなくても、タイトルを知ってる人はかなり多いはず。
【この映画の、この部分がミニマル】というより、全体を通しての会話や音楽、景観や雑貨など、ずっとシンプルな印象がある作品なんですよね。
北欧が舞台なのもあって、そのシンプル感が伝わってくるのかも。
出てくる雑貨とかインテリアもシンプルで良いです。
初めて観るまでは「淡々としすぎて退屈な映画なのかな~?」と思ってましたが、心地良い淡々さで、話自体も面白かったです。人気があるのが納得できる作品でした。
気楽に、ノンストレスに観れますよ♪
第5位 マイレージ、マイライフ
職業はリストラ宣告人。年間の出張は300回以上
主人公は飛行機で身軽に飛び回り、その先でリストラ社員にその宣告を告げる、言わばリストラ宣告人の職業に就いています。
身軽でスマート。ビジネスマンとしても成功している主人公。ただ、その職業ゆえに心が満たされない瞬間もあったり,,,
様々な人との触れ合いの中で、人生を改めて考え直していくストーリーです。
主人公には「バックパックに入りきらない人生の持ち物は背負わない」という信念もあって、この点はまさにミニマリスト/ミニマリズムに通ずる価値観ですね。
第4位 ホームレス ニューヨークと寝た男
職業カメラマン。モデル業もこなし、ニューヨークを颯爽と歩く男。
そんな彼、実はホームレスなんです。マンションの管理人にバレない様に、屋上で生活していて、身嗜みは公衆トイレやジムで整える。
華やかな生活と実際の生活のギャップが大きすぎて、予告から気になっていました。
なぜ彼はそんな生活を送っているのか?
ドキュメンタリーとして彼の動向を追っていく作品です。
物理的な意味では、ミニマリスト感は強めですね。「豊か」なのかは怪しいですが,,,笑
第3位 ノマドランド
夫も、住んでる街も失った女性が、1台のバンに荷物を積み込んで、季節労働をしながら各地を転々と過ごしていく作品。
どこか無機質で寂しい雰囲気だけど、そんなに重くも暗い雰囲気でもなくて。
そんな淡々としたミニマルな生活を映した作品。
広大な景色の映像がすごくキレイで、観てて心地良さを感じました。
この作品を通じて、アメリカの伝統文化?である【ノマド】という生き方に触れることも出来ます。
2021年アカデミー賞最多3部門受賞作品。
【ミニマリスト】を改めて考えさせられる映画【ノマドランド】を鑑賞。感想など
第2位 365日のシンプルライフ
こちらはいわゆる【ミニマリスト映画】と言っても過言では無いかも知れません。
当時【ミニマリスト 映画】で検索した時、ミニシアターで上映しているのを知ってすぐ観に行った覚えがあります。
ご存知の方も多いかと。
物質的な豊かさに疑問を持った青年が、持ち物を全てレンタルルームに預け、一日一品だけそこから持ち出して良いというルールで生活していく作品。
最初は全裸から始まります。
徹底してますよね。笑
そこから日々「何を厳選するのか?その理由は何なのか?どこまで増やせば満たされるのか?」主人公は探究していきます。
実験的に進んでいくお話が面白い、北欧の作品です。
「本当に必要なモノって、実は想像より少ないのかも?」そんなモノとのミニマルな付き合い方が学べる作品でした。
第1位 INTO THE WILD【イントゥ・ザ・ワイルド】
第一位はこの作品!
裕福な家庭の青年が、そんな満たされた日常が嫌になり、クレジットカードも何もかも全て捨てて、旅にでるお話。
いや~やっぱり大好きなこの作品。バックパック一つで旅をしながら、時には働いて、色んな出会いもありつつ、後半は目的地のアラスカへ。
映画の淡々とした雰囲気も好きだし、各地の景観やそれぞれの出会いのエピソードも素敵です。自然でのサバイバル要素もあったり,,,
【裕福で満たされた暮らし。】
そこから意図的に離れて、青年が旅の末に感じた想いは、すごく刺さる部分がありました。
気になる方は、ぜひ。
そしてこちらはノンフィックション作品です。
2023年追記:新たに「3作」追加紹介!
色んな作品を鑑賞する中で、新たに「ミニマリストにオススメしたい作品」を追加紹介します。
ファイトクラブ
エリート企業戦士ジャックは、ある日、出張先に向かう飛行機内で、石鹸のセールスマンと称するタイラーという男と知り合う。後日、自宅が突然の火事に見舞われ、タイラーの家にころがりこむことになったジャックは、タイラーの力強いカリスマ性に次第に惹かれていく。そして意気投合したふたりは、加入者同士が素手で殴り合う秘密組織“ファイト・クラブ”を設立する。彼らは暴力的な行為の中で、次第に自己を解放していくが…。
Prime VIdeoより引用
「ミニマリストにオススメ!」としてよく紹介されている本作ですが、過去にぼくが視聴した際はしっくりきてませんでした。が、改めて観て印象が大きく変わりました。
本作では、ブラットピット演じるタイラーが【大量消費・人生の在り方】に対して、狂気的なまでにメッセージを掲げます。
タイラーに対して、「ミニマリスト」みたいな可愛げのある言葉は少し異なる気もしますが、概念としては近いものを感じました。
自分の人生にとって本当にやるべきことはなんだ?
そんな問いをタイラーから、画面越しにガツンとぶつけられる作品です。
今求められるミニマリズム
世界中にミニマリズム・ムーブメントを巻き起こしたジョシュアとライアン。最小限しか持たずに最大限に豊かな暮らしをする、ミニマリストという生き方に迫る。
Netflixより引用
世界中にミニマリストの概念を広めた2人のドキュメンタリーです。
そんな目新しい情報などはありませんが、こちらは【THE ミニマリスト作品】にはなるので、気になった人は観てみるのはアリだと思います。
本作を観てて、概念を広めた2人でも、けっこう持ち物自体の総量はあるんですよね。
家具だけではなく、オブジェ等も所有されてました。
ぼく自身「何もない人 = ミニマリスト」とは全く思っていないので、「何もないのがミニマリストでしょ?」って風潮は日本ならではなのかな〜,,, と改めて思いました。
タイニーハウス ~大きなアメリカの極端に小さな家~
司会のジョン・ワイスバースと家づくりの専門家ザック・ギフィンが全米を旅して、小さな家を建てたい家族の生活スタイルに合わせたカスタム仕様の家を完成させる。
Netflixより引用
色んなオーダーに応じた、タイニーハウス(極小の住宅)を建てる海外番組。
依頼者は必ずミニマリストな訳でもないですが、小さい空間を工夫して理想の住宅を作る過程は面白いです♪
アメリカの番組だからか、いちいち気の利いたユーモアを交えて会話があるのも良いですね。笑
まとめ:どれもゆっくり落ち着いて見て欲しい作品
映画自体、片手間ではなく、落ち着いて観た方が良いと思ってます。
今回紹介した作品は特に、時間を用意して落ち着いて鑑賞するのが向いてます。
またランキング形式で紹介しましたが、どれも好きな作品。
景観がキレイでスッキリした印象があったり、物語がドキュメンタリーチックだったりするので、何か他事をしながら・スマホの小さな画面で観たりすると作品の魅力が伝わりづらく、物足りなく感じてしまうかも。
なので、ゆっくりと時間を作って観て欲しいです。
ぼくもこの記事を書いていたら、改めてそれぞれ見返したくなってきました♪