- これはきっと〇〇だろうな〜
- なぜXXはこうなんだろうか,,,
- あの瞬間ばかり思い出してしまう
そんな風に、日々、四六時中、頭の中では何かしら考えてますよね。
そんな”思考”の仕組み、気になりませんか??
本日は書評。
【思考の穴】の内容
・人は論理的でも合理的でもない
・戦略的に「論理的思考力」を向上させる
・人は「自分のこと」がとても知りたい
・あえて「偶然」に身を委ねる
・誤謬を避けるには「大数の法則」を利用する
・「データサイエンスの思考法」で考えるノーベル賞研究から、BTSのダンスまで、ありとあらゆる角度から語り尽くして、世界最高峰のエリートたちを熱狂させている、伝説の「思考教室」、ついに日本上陸!
amazon 本書紹介より引用
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【思考の穴】を読んだ感想・レビュー
アン・ウーキョンさんの著書「思考の穴」
色々興味深いトピックがありましたが、その中から「個人的に為になったポイント3つ」を抜粋してみました!
「言いやすい名前」のものを高く評価してしまう
投資家たちは言葉として発音できないティッカーコードの企業より、言葉として発音できるコードを持つ企業のほうに価値を見出したのだ。
思考の穴 P.33より抜粋
呼びやすい名前は、評価が高くなる傾向にあるらしいです。
うん、これはなんかしっくりきますね。
例えばアーティストの名前でも「このグループってどう読むの??」ってことがたまにあります。
読めないので、自然と話題にすることが減る・発信するにも書き方が分からないから、やっぱりやめる → 結果的に名前に対しての印象は良くはない。こうした機会損失に繋がることも多くなりますよね。
逆も然りで、流行る物事って語幹が良いものが多い気がします。
覚えやすい・言いやすい・言葉自体にポジティブな印象がある・・・って、やっぱり大切なんですね〜
何かに名前を付ける時には、今後はこのポイントに気を付けます
だから「嫌なことばかり」考えてしまう
私たちは問題を解決し、同じ過ちを防ぐ目的で原因を突き止めようとする。反芻すれば、原因が明らかになると思っているのだ。
思考の穴 P.152より抜粋
ついつい嫌な記憶を思い出して、それを反芻して余計辛くなる。
こんなことありませんか?ぼくもたまにあります
再度そうした状況が起こった時に対処出来るよう、本能的に起こる状態でもあるらしいです。
これ自体は必要な影響もあるのですが、かといってその記憶をじりじり反芻することが解決に繋がることは少ないようで、逆にメンタルを疲弊してしまう恐れも。
気分が落ちてる時は尚更、ネガティブなループに入りがち。
なので、「あ〜、、こういう場面は気をつけてねって、脳から指令が出てるわ〜」くらいに一旦受け止める方が適切かも。
抱えているネガティブな問題・記憶としっかり向き合う時は、「自分が心身共に健やかな状態」の時に、改めて向き合うことが大事!
未来は「距離が遠い」から軽視する
人はずいぶん先のことになると、自分が関わるうえで避けられないコスト、痛み、労力、時間の見積もりがひどく甘くなる。
思考の穴 P.352より抜粋
これもあるあるですね。笑
夏休みの宿題とか、いつやっても労力は同じなのに、ついつい軽視して最終日辺りに急いでやってた記憶があります。
先にすることで、今考えなくてOK → だから今は快適。見方も楽観的に♪
こうして自然と「未来ではなんとかなる」と、未来の自分に丸投げしがち,,,
そして、結果的に毎回大変なんですよね
だからこそ、その未来への距離を縮めて考えてみるのが大切。
1年後のことなら、では1ヶ月後は?1週間後は?明日は?・・・と細分化することで、その未来への軽視を防ぐ対策になりますね。
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まとめ:思考の仕組みを「知る」だけでも、全然変わる
この本を通じて、人の思考パターンについて色々学ぶことが出来ました。
理屈では分かっていても、本能には逆らえない部分も多々あるらしい,,,
各トピックに対しての解決方法というより、その事例自体を紹介するような内容になってましたね。
でも、このパターン/脳の構造を把握しておくことも大切。
「あ、もしかしたらこの考え、あのパターンになってるかも?」日常の中で、そんな自問自答を挟めるようになれば、今後のセルフコントロールにも良い影響があるはず!
他にも色んな面白い事例など紹介されてます。気になる人はぜひ読んでみて下さい〜