ダイナミックな雰囲気に惹かれて購入した、こちらのコースター。
珪化木(ペトリファイドウッド)という”木化石”なんです。
部屋を見回していた時、ハッと閃きがあり、部屋に取り入れることに決めました。
購入の経緯から、商品自体も紹介していきます
きっかけは”土井善晴さんの本”
料理研究家の土井善晴さんの著書。【一汁一菜でよいという提案】
久々にこの本を読んだ時、良い一節を見つけました。
それが、こちら。
お膳をすすめるのは、お膳の縁が、場の内側と外側を区別して、結界となるからです。机の上が散らかっていても、お膳の中はきれいです。すると、一人で食べる食事にけじめがついて、気持ち良く、食事がだらしなくなりにくいのです。
一汁一菜でよいという提案 P157より引用
確かにどんなに散らかってる部屋でも、その下にお膳やランチョンマットを敷くだけで、その場所が “ご飯を食べる場所” として確立されたような感覚になりますよね。
いわゆる聖域みたいな。
これを機に「モノを置く時は、下に何かを配置してみると面白そう…」と思いまして。
モノに”聖域”を与えることで、そのモノが更に引き立ち・魅力的になるはず…
ちょうど気になってた”キャンドルホルダー”の配置
愛用中のイッタラのキャンドルホルダー。
種類はkivi(キビ)。
今までは、こうしてサイドテーブルにそのまま置いてました。
ただ、どこかしっくりこなくて。
馴染んでるようで、空間に馴染み切ってないというか…
土井さんの”お膳の話”を思い出しました。
「ここに”土台”があれば、キャンドルの聖域感を強められるかも?そうすれば更にインテリアとして、このキャンドルが空間に馴染むはず」
普段、グラスやマグを置く時には”コルクコースター”を敷いてます。扱いやすく・柔軟性もあり、経年変化も楽しめます。コルクの風合いは、どの系統のグラスやマグにも馴染みますからね。
キャンドルホルダーの下もコルクコースターでアリかな??と思いましたが、ちょっと違うニュアンスにしてみようかと。
ここで、珪化木コースターを購入する流れに至ったわけです。
珪化木(ペトリファイドウッド)コースターを敷いてみた
表面はツルッとしてますが、側面には歪みやザラつきがあり、いい意味で”荒々しい”印象・大地の”力強さ”を感じます。
完全に石ですね。
元々樹木だったというのが信じられません。自然界の仕組みって不思議…
これだけでもオブジェとして素敵ですが、上にキャンドルホルダーを置いてみます。
どうでしょう??そのまま置いてた時より、”重厚感”というか”存在感”が増してませんか?
「ここは火の領域です!」って印象が増すので、ただのキャンドルながらも”小さな焚き火”をしているような満足感があります。化石ということもあって、なんとなく本能的に火と相性も◎
改めて珪化木(ぺトリファイドウッド)とは・・・
地中に埋もれた樹木が、膨大な年月をかけ地層からかかる圧力によって化石化したものを珪化木(ペトリファイドウッド)と呼ぶそうです。このコースターはそんな珪化木。
人工物では無いので、同じ物はひとつもありません。いわゆる一点物。
こうした要素にも心惹かれました。
もちろんグラスやマグ置きでも使えますし、アクセサリー置きなど、用途は自由ですね。
台があるかないか。結構変わります。
商品はジャーナルスタンダードファニチャーで購入しました
まとめ:小さな試行錯誤から、暮らしは更に豊かになる
普段使ってるキャンドルの下に、コースターを置いただけの話。
たったそれだけのことですが、これでも”日々の暮らしの豊さ”は更に増した感覚があります。
火を灯した時、その存在感・また視覚的な安定感が強まったので、キャンドルの雰囲気もグッと印象的になりました。
こうした小さな試行錯誤でも、効果はありますね
「こうすれば、これをもっと楽しめるのでは無いか??」そうした姿勢で日常を探究していくのは、本当に楽しい♪