なんだかんだ「聴き上手」が最強

なんだかんだ「聴き上手」が最強

ワタルです。

最近、改めて感じること。「話す力」も大事ですが、それ以上に「聴く力」って本当大事。

wataru

ぼく自身、話すことは得意な方ですが、聴き上手ではなかったり,,,

そう、ちゃんと聴くのって難しい。

この聴く力を今一度学びたく、本から学んでみることに。

本日は書評。

古宮 昂さんの著書「一生使える! プロカウンセラーの 傾聴の基本」を読んでみました。

目次

【一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本】の内容

「聴く」技術を身につけることで

あなたの人生は劇的に変わっていく

普段の私たちは「聞く」ことを意識しないために知らない間に人を傷つけていたり、余計な誤解を与えたりしてしまっていることがあります。

また、大事な場面で「聴く技術」がないばかりに、大切な相手とのコミュニケーションに失敗してしまうこともあるのではないでしょうか。

聞く技術(傾聴術)を生活の中で生かすことができれば、人間関係を良好にし、大切な人との関係をさらに構築でき、信頼も得ることができるはずです。

人とのコミュケーションが欠かせない職場や現場はもちろん、日常生活の中で活かすことができるより実用的かつ具体的な例で、わかりやすくすぐに使える「聴く技術の本」を目指します。

amazon 本書紹介より引用

【一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本】を読んだ感想・レビュー

古宮 昂さんの著書「一生使える! プロカウンセラーの 傾聴の基本」

この本を読んで、個人的に為になったポイントを「3つ」抜粋!

「聞く」と「聴く」(傾聴)の違い

傾聴とは、相手の言葉を聞き、文字通りの意味を理解することではありません。話し手の考えや気持ちを、できるだけ相手の身になって、ひしひしと、ありありと想像しながら一緒に寄り添うことです。

一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本 P.22より抜粋

そう。

「聞く」「聴く」って何が違うんだろう,,,?と思ってましたが、それぞれ意味合いは異なるみたいです。

以下、ザックリ個人的な解釈ですが,,,

聞く=音として認識はしてる
聴く=話し手の感情に寄り添って受け止める

似ているようで、全然意味合いが違いますね。

相手の「感情」にフォーカスして、ちゃんと聴くことが「傾聴」。

話に対して、上の空で「あ〜、はいはい」と聞いて、話の内容は理解していても、これは傾聴ではないということです。

援助したい気持ちを押しつけない

傾聴を実践するときには、話し手が表現している感情を味わおうとすることが大切です。それが不十分なまま「話し手の気持ちを変えよう」「話し手の問題を解決してあげよう」と考えてしまうと、かえって話し手の支えになることが出来なくなるのです。

一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本 P.127より抜粋

「悩みがあって,,,」と相談されると、「よし何とか解消してあげよう!」と意気込み過ぎてしまい、文字通り【援助したい気持ちの押しつけ】になっている瞬間はあるかも。

これでは確かに傾聴ではなくて、相談に乗ってる自分が気持ち良いだけの状態ですよね。

ぼく自身も結局はそんな風になりがちな記憶もあったので、この点は要注意だと思いました。

傾聴では沈黙を避けなくてもいい

初心者が傾聴しようとするとき、話し手がすらすら話してくれないと困ってしまうことがあります。これは、聴き手が沈黙を恐がっているためです。話し手から信頼され心を開いてもらえないと、「うまく話を聴けていない自分がダメなんだ」という気持ちになるからかもしれません。

一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本 P.242より抜粋

いわゆる社交的なコミュニケーションでは、沈黙を適度に埋めることも大事。

ですが、こと傾聴においては「沈黙」を無理に避ける必要もないみたい。

確かに、自分が話す側だとしても、【本当に悩んでいること】って話づらい事柄である場合が多いです。

言葉にするにも、スラスラと話すことが難しいし、言葉・気持ちをまとめる時間(沈黙)は必要。

だからこの「沈黙」を絶えず埋めてしまうと、本当に話したいことは話せないかも,,,

wataru

慣れてないと沈黙って不安ですが、そこも受け入れることが傾聴に繋がるのは納得でした。

まとめ:テクニックはおまけ。聞く「スタンス」を整える

なんだかんだ「聴き上手」が最強
感情に寄り添うことが大切

本書にもありますが、人が好意を抱く人って、「話が面白い人」とかより「話をたくさん聞いてくれる人」なんですよね。

だからこそ自分も、大事な相手の為に、傾聴を学ぶことは必要だと感じました。

もちろんビジネス的な部分でも、打算的にこの傾聴を駆使するのはアリだと思ってます。

いずれにせよ、しっかり学ぶことが大切な領域。

そんな傾聴について、その概念から ~ 具体的なコツまで紹介されていて、とても勉強になりました。

また、【認められたいという人間の感情の背景】についても、色んな事例を通して紹介されているのも面白かったです。

wataru

まだ概念が少し分かった程度。繰り返し読みながら、自分の中に落とし込めるようにしていきたいと思います。

なんだかんだ「聴き上手」が最強

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