こんにちは!
ワタルです。
昨日に引き続き、本日も書評。
戸部田誠(テレビのスキマ)さんの著書
【タモリ学〜タモリにとって「タモリ」とは何か?〜】です。
戸部田誠さんの著書【タモリ学】の内容紹介
タモリをもっと知りたくて。
デビュー時から現在までの、タモリの様々な発言やエピソードを丹念に読み解き、その特異性と唯一無二の魅力に迫る。 親しみ深くて謎の多い、孤高の男の実像とは。
タモリは過去や未来にこだわることの不毛さに対し、若い時から(あるいは幼少時から)問題意識を持ち、考えぬいた末に「現状を肯定する」という生き方を選択した。いかに執着を捨て、刹那的に生きることを選べるか。その実践として、「タモリ」がある。 〜同書紹介より引用〜
【タモリ学〜タモリにとって「タモリ」とは何か?〜】を読んだ感想
タモリさんの哲学・名言がギュッと詰まった一冊。
※ちなみにこの本はタモリさん自身が書いたのではなく、戸部田誠さんが過去のインタビューやエピソードをまとめた作品です。
色んな考え方がありますが、その中でもタモリさんの思想は独特だと思います。
いい意味で全てを【ゆるく】捉えて
いい意味で徹底して【無理】をしない。
「こうあるべきだ!」との意見が多い世の中ですが、その意見に対極する様な【ゆるさ】。
悩みがちな日本人に足りない考え方をタモリさんが教えてくれます。
色んなエピソードや言葉が書かれていましたが、その中でも印象深いのが人見知りについての持論。
人見知りってネガティブに捉える方が殆どですが、タモリさんはこう捉えていました。
人見知りは才能。
相手の気持ちを汲み取りすぎるから
「この言葉に失礼が無いか?」と考え一歩引いてしまう。
それは、相手がどうしたら喜んでくれるか?
と気持ちを汲み取る事にも長けているということ。
だから、人見知りは才能なんだ。
タモリ学より引用
こんな素敵な言葉から、笑ってしまう様な尖った独特の考えまで本書には沢山載っています。
その一つ一つが、【ゆるい様で深くて】個々の生き方の参考になると思います。
お昼の番組【笑っていいとも!】でおなじみだったタモリさん。
いいともは終了しましたが
- 音楽番組のmusic station
- マニアックな世界観のタモリ倶楽部
など、現在でもTVのお仕事もされています。
そして各番組に共通するのが、長寿番組だということ。
本書を読んで、なぜタモリさんの番組は長寿番組が多いのか?
その理由が少し理解出来た気がします。
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戸部田誠さんの著書【タモリ学〜タモリにとって「タモリ」とは何か?〜】を読んだ感想
内向的な人やHSPの人は特に共感出来るかも。オードリー若林氏の本【ナナメの夕暮れ】がおすすめです