ワタルです。
新たに本を読みました。本日は書評。
プロのミニマリズムを学びます。
【テレンス・コンラン流インテリアの基本】を読んで。
【テレンス・コンラン流インテリアの基本】はどんな内容?
「余分な部分をそぎおとす」それがシンプルな生活を実現し、価値のある豊かな空間を作るのです。食事、くつろぎ、仕事、睡眠、入浴etc・・・各空間別の実例を多数紹介します。
Amazon公式より引用
テレンス・コンランとは?
イギリスのデザイン界の巨匠。建築家・インテリアデザイナーです。
日本でもハイセンスなインテリア雑貨を取り扱う【コンランショップ】の店舗がいくつかありますね。
【テレンス・コンラン流インテリアの基本】を読んだ感想・レビュー
こちらの本。いわゆるエッセイ的な要素もありつつも、ベースは専門書のような、ページ数も多いしっかりした本でした。
インテリアのプロ中のプロの知見なので「シンプルスタイル」に対しての学びもたくさんあります。
- 無駄なく plain
- シンプル simple
- 実用的 useful
3つの軸から、各空間毎にキレイな写真と共に解説が載っています。
上の点について【生活に取り入れる工夫】で具体的に触れられている部分があったので、抜粋して紹介!
素材の質に気を配る
硬い天然素材を選び、なるべく長持ちし、年月とともに味わいを増すような表面と仕上げにすることが大切です。 本書 P.17より引用
硬い天然素材の商品を選ぶこと。
長期的に使いつつ、味わい深い印象にするには【天然繊維】の商品が適してますよね。
かつ丈夫な商品を選ぶことで、長く育てていく楽しみにも繋がります。
細部にも手を抜かない
ドアノブや留め金、蛇口、スイッチ、コンセントのような細かいものは、高品質でデザインのよいものを選びましょう。 本書 P.17より引用
ドアノブやコンセントカバーなど、そうした細部に気を配ることで印象がグッとよくなる。
確かにそうですね。大きな部分を整えた段階で、インテリア環境には満足しがち。
そうした「実際に手が触れる部分」をこだわることで、その質感を自分自身で日常的に感じられるというメリットも。
空間を結びつける
生活動線を考え、家の中の異なる空間を一番合理的に結ぶルートを考え出さなければいけません。 本書 P.17より引用
1日の自宅での動線をしっかり考えること。
現状の動線には問題があるかも?
- 毎日使うのに、毎回取りにくい場所にしまってたり,,,
- よく通る場所なのに、物が多く通りにくかったり,,,
そうした動線をしっかり見直すことで、日々の小さなストレスも軽減されます。
まとめ:ミニマリズムを深めるには効果的な1冊
「インテリア」という側面でのミニマリズムにおいて、まずはモノを減らす。そして厳選して整えていく。
そんな場面では、この本は効果的だと思いました。
感覚的なことより【具体的な解説】が多いので、実生活にも取り入れやすいですね。
表紙デザインもスマートで、大きく厚みもある1冊。この本自体が、インテリアとしても魅力的な本でもありました。
一人旅のお供におすすめな本5冊を紹介!その理由も合わせて解説します
ミニマリズム関連の本を50冊以上読んだ僕が、特にオススメしたいミニマリスト関連本【5冊】をまとめて紹介!