ここ数年。情勢、体調、色んな都合でなかなか旅に行けず,,,
「なら昔の旅でも振り返って、記事にしてみよう!」と思い立ったので、書きました。
※あくまで、ぼくの旅での所感なので、実際のイタリア事情とは異なる部分もあるかと。
【イタリア】男一人旅の思い出
今から5年前くらい?思い立って、イタリアを一人旅しました。
本当に良い思い出です。
で、実際に旅してみて感じたことも色々ありまして…
やっぱり本場のイタリアンは美味しい
期待通り、本場のイタリアンは美味しかったです。
パスタやピザに始まり、イタリアならではの料理は馴染みもありますが、やっぱり魅力的。
そもそもリゾットとかってお米なので、その点も「日本人と相性良いよな〜」と思いましたね。
地味に印象的だったのが、カプレーゼ。
スライスしたトマトとモッツァレラチーズを並べて、そこにオリーブオイル、バルサミコ酢などをかけた一品。
別に日本でも同じでしょ?と思ってましたが、これがめっちゃくちゃ美味しくて,,,
やはり、その土地の気候で育ち、新鮮だからだったのでしょうか。
フィレンツェで食べた、もつのサンドイッチ?もピリ辛で美味しかった記憶。
そして、イタリアと言えばジェラート。
夏のシーズンに旅したので、日差しもしっかり強くて,,,
冷たいジェラートに何度か助けられました。そして美味しかった。
コーヒーがなんか違う!
宿泊したホテルでコーヒーを啜った時に感じました。「あれ、何かが違う??」
そう。美味しい・まずいというより、何かが違ったんです。
舌触りがツルツルした感じというか、飲み終えた後、舌にコーヒーが残らなかった感覚
気になって諸々調べた結果、↓が要員だったみたいで。
- 「コーヒー」の意味合いが違った
- 「水」が硬水であること
まずコーヒーというと、豆を挽いて、それをお湯で抽出したドリップコーヒーがコーヒーと認識してましたが、イタリアでは少し違った模様。
エスプレッソを淹れて、それをお湯で割ったのがいわゆるコーヒーらしいです。
メニューのcoffeeを頼むと、その形式のコーヒーが出てきます。
これがエスプレッソベースなので、普段のコーヒーとは味わいが違ったみたいでした。
そして、日本の水は軟水。イタリアは硬水。
エスプレッソは、この硬水で淹れた方が良いみたいで、この水の違いが【独特の舌触り】に繋がっていたようです。
こうした部分って、実際に現地に行ってみないと考えもしないことなので「あ〜旅してるなあ」と思ったり。笑
似てるようで、個性の異なる都市
この旅では【4つの都市】を鉄道で巡りました。
- ローマ
- フィレンツェ
- ベネツィア
- ミラノ
イタリアといっても、それぞれ個性に溢れた街並みで驚いた記憶があります。
ザックリ印象 ▽
ローマ
古代ヨーロッパそのままのような、本当に古くからの建物が多い。駅周りとかは結構恐い。でもコロッセウムとか観光名所は集まってるので、外せない街。
フィレンツェ
比較的落ち着いていて安心。丘(ミケランジェロ広場)からの景観がきれい。夕焼けが似合う街。
ベネツィア
水上都市で、車が走ってない。街ごとテーマパークっぽくて、過ごしやすい。バーカロという立ち飲み的な店も多くて、楽しい。
ミラノ
この旅では、唯一【都会的】だった印象。大聖堂は人気スポットで混雑。
全体的に古い建物が本当に古くて、古代ヨーロッパのままみたいな景観に驚きました。
それゆえに雰囲気もたまりませんでした。
個人的には、フィレンツェ・ベネツィアが好きです。
特に、フィレンツェは派手な街ではありませんが、イメージする【THE ヨーロッパ感】があって、歩いているだけで興味深かったですね〜
ミケランジェロ広場からの景色は忘れません。
声掛け・スリにはやっぱり注意!
旅する前のネガティブなイタリア情報として、声掛けやスリの多さは注意していました。
で、実際旅してみると、まあまあその通り。やっぱり注意が必要でした。
スリは勿論常時気をつけるとして、困ったのが、声掛け。
ローマのコロッセウム付近、フィレンツェの広場、ミラノの大聖堂前など、突然話しかけてくる人がちらほら。
よく見かけたのは、話しかけてくる ▷ 手首にミサンガを巻かれる ▷ その代金を請求されるパターン。
中々ガッツリ絡んでくるので、回避するのが面倒でした。
こっちも複数人なら全然大丈夫ですが、一人旅だとちょっと恐かった。
当時はサッカーの長友選手が活躍されてたからか「Hi 長友!!ハイタッチしようぜ!」と声を掛けられて、ハイタッチをするとそのまま手を離してくれず、スルッとミサンガを巻かれてる人も結構見かけました。
主に観光スポットにいるので、周りに人もたくさんいます。だからめちゃくちゃ危ないわけでもないですが,,,
また、駅で切符を買うのを手こずっていると、横からアドバイスをしてきて、最終的に「アドバイス料をくれ」とせがむ流れのやつも。笑
海外では、一定以上の警戒心は持っておくべきですね。
荷物・スーツケース選びは本当に重要
街は基本的に古き良き石畳の路面なので、スーツケースはしっかりガタつきます。
ただでさえガタつくので、元々ガタつくやつだと大変。
また、古いが故にホテルにエレベーターがないことも。
ぼくがベネツィアのホテルに泊まった時、5階だったんですが、エレベーターがなくて,,,
重すぎるスーツケースを必死に持ち上げて、階段を上がったのは良い思い出。笑
スーツケースなら、本体の軽さ・キャスターのスムーズさが本当に重要。
それ以上に、そもそも荷物自体が少なく・軽くあることも大事だと身に染みました。
イタリア語、英語よりも簡単かも?
旅して感じたこと。イタリア語って英語よりも簡単かも?
ガイドブックに記載された例文を真似て話してみましたが、結構通じた印象。
カタカナっぽい発音でもイケるので、英語のような高難易度のR発音とかがないのかも
当時使った言葉は、今でも覚えてます。言語の上達には、やはり現地にいることが1番ですね。
ただ同時に思ったのは、英語って一応勉強してる・意味は結構分かるんだなってこと。
イタリア語のメニューや案内だと、本当に何も読めない,,,笑
まとめ:また行きたい。次は「暮らすように」旅をしたい
初めてのイタリア。色んな場所を回って、イタリアの中で「自分の好きな場所」が分かりました。
また行くなら、フィレンツェに2~3週間滞在して、ただただ「暮らすように」過ごしてみたいですね。
イタリアで「あ〜暇だな〜」と、のんびり過ごす贅沢を味わいたいです。
どこかで、ベネツィアにちょっと遊びに行ったりするのもアリかも。
次回はいつなのか?また行きたいですね〜