本日も書評。
最近とにかく目にする単語と言えば???この2つ。
- NFT
- メタバース
「ん〜ものすごくしっくりこない,,,」
恐る恐る意味を調べてみるも、案の定難しいワードばかり。
とはいえ、時代の流れについてくことも大切。
「なんとなく概要だけでも、頑張って把握してみよう!」ということでNFT関連で一番分かりやすそうな本を購入しました。
足立明穂さんの著書。【だれにでもわかる NFTの解説書】を読んで。
【1/27よりリニューアル!】12万冊以上の作品が聴き放題になりました。Amazonの聴く読書、Audibleも30日間無料体験を実施中。
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【だれにでもわかるNFTの解説書】とは?その内容
今、一番わかりやすいNFTの解説書です!
2021年3月のオークションでNFTアート作品が75億円で落札されるなど、今、アート業界を震撼させているNFT。さらに、最初のツイートが3億円、セクシー女優の写真売上が1億6600万円など、NFTに関するニュースは絶えることがありません。そしてすでにこの技術はアート業界を超えて、今後の大きな技術革新のカギとして期待されています。
本書では、NFTのそもそもの成り立ちからそれを可能にする技術、そして5GやIoTを絡めた未来の可能性まで、徹底的にわかりやすく解説します。amazon 本書紹介より引用
【だれにでもわかるNFTの解説書】を読んだ感想。
NFTに関して、僕は本当に【超】初心者。
なんかtwitterのアイコンが〜千万で売れたとか、データだけどコピー出来ないらしい?とかその程度の理解。
だからこそ、本書は【初心者】に一番優しそうだったので、選びました。
そして読み終えて感じたこと,,,
とっても分かりやすい!!
NFT自体が難しい部分はありますが、シンプルに具体例も含めてまとめられているので、非常に分かりやすかったです。
「NFTってなに?」そんな漠然とした状態から【その概要】についてはある程度理解することが出来ました。
NFT超初心者である自分が感じていた疑問に、読了後の自分で解説してみる。
せっかく読んで把握出来た部分もあるので、忘れないうちに基本的な情報をおさらい。
【何も知らなかった自分が抱えてたNFTの疑問に、読了後の自分が回答する形式】でまとめてみました!
NFTって結局何?
NFTは、ブロックチェーンという技術を用いてデジタルデータに【証明書的なもの】を付与出来る仕組み。
それによってコピーが簡単なデジタルデータに対して【どれが本物なのか?】証明出来る為、本物のデータの価値を高めることが可能に。
その為、仮にコピーされても【そのデータを作った・所有してる本人】を、ちゃんと証明することが出来る。つまり、そのデータの所有権を持てるということ。
NFTには種類があるの?
NFTにはいろんなカテゴリーがあって【アート・音楽・動画・ファッション・ゲーム,,,】と様々な領域に広がってる。
今後はメタバース(ゲームの中の世界みたいなイメージ)でもNFTは広がっていくらしい。
【ファッション×NFT】で例えると、NFTゲームのキャラクターが履く靴をエルメスがデザインして、NFTとして1点もので売るとかもあり得るらしい。
実際に履くことは出来ない靴だけど、メタバースがもっともっと一般的になったら全然あり得る話。
NFTアートって高く売れるものなの?
「NFTアートが4000万で売れた!中にはなんと、75億円で売れたものも!」など事例はあるけど、一概に【NFTアート=高い】わけではない。
NFTアートが高い訳ではなくて、実際のアートでも「数億円のアート〜100円のアート」まであるのと同じ感覚。
単純に新しい仕組み・売れた金額が大きいからニュースになって、それを頻繁に見聞きしているからNFT=高いと感じるだけ。結論、ものによる。
NFTは販売すればすぐ売れる?
これも、そういう訳ではない。
2019年辺りまでなら、そもそも出品されている数自体が少なかったので、ある程度「出品すれば売れやすい」部分はあったかもしれない。
ただ現状はNFTは世界中で広まって、出品されている数も膨大になっているので、ただ出品しても売れない。出品者のバックヤードやマーケティング戦略が必要。
NFTってどうやって買うの?
ZOZOで服を買うみたいに、NFTの販売サイトを開いて【現金・クレジットで購入→完了】みたいな簡単な流れは、残念ながら現状出来ない。
そもそも現金ではNFTは買えないので、暗号資産(仮想通貨)で購入するしかない。
【具体的な購入の流れ】は以下のイメージ↓
- 現金を暗号通貨に変える・購入する
(暗号資産=仮想通貨。呼び方が変わっただけ。その暗号資産でメジャーなのが【イーサリアム】) - それを利用する為に、ウォレットを作る・設定する
(ウォレット=【暗号資産用の財布】的なもの・メジャーなのが【メタマスク】) - 購入した暗号資産をウォレットに移動
(財布の中に、暗号資産を入れる) - そのウォレットとNFTマーケットプレイスを連携する
(NFTマーケットプレイス=NFTを買ったり売ったり出来るサイト。洋服でいうZOZOみたいなイメージ。) - NFTマーケットプレイスで、暗号資産を用いてNFTを購入
(メジャーなマーケットプレイスの名前が【OpenSea・オープンシー】らしい)
※あくまで個人レベルの知識なので、一部異なる点もあるかも。でも大体こんなイメージのはず。笑
みたいな流れかと!
ご覧の通り、非常にめんどくさい・難しい。
この点がもう少し簡単になると、NFTが一気に一般にも広がる予想はされてる模様。
実際クレジットカードで購入出来るサービスも出てきたり、メルカリなど大手がNFTに参入してきているので、近いうちにもっと手軽に購入出来るかもしれない。
NFTにデメリットはないの?
革新的な技術が活用されたNFT。そのメリットもたくさんあるけど、もちろんデメリットもある。
大きなデメリットとしては、そもそも新しい仕組み・技術なので、まだ諸々整備されてないということ。
老舗のNFTマーケットプレイスである【OpenSea】ですら、2017年に始まってるので、実質まだ数年しか経ってない。
細かい法整備含め、まだまだ仕組みが整ってなかったり・変化も大きいので、情報をしっかり取り入れながら、正しい情報を取捨選択していく意識が大事。
まとめ:【だれにでもわかる NFTの解説書】は超初心者にも分かりやすいオススメ本でした。
著者の足立さんからも冒頭で「専門用語を極力控えて説明する,,,」とのスタンスで解説してくれてます。
なので【本当に何も知らない人でも、分かりやすく】まとめられている一冊でした!
とはいえNFTって、すごく奥深いものらしいので、本書はNFTについて【入口の情報】だとも思います。
僕は「NFTを利用して、どうこうしたい!」って訳では無いので、これくらい把握出来れば十分でした♪
入り口があんまり小難しいと、そもそも今後深掘りして理解する気にもならないですからね。笑
僕のように「NFTって全然分からない。でもちょっと知りたい,,,」という方には本書はかなりオススメです。他の本もパラパラと読みましたが、初心者にはこの本が合っているかと。
概要だけでも把握すると、NFT関連のニュースなども以前よりすんなり頭に入ってきそうですね!
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