旅するように働き生きる。本田直之・四角大輔氏の【モバイルボヘミアン】を読んで

こんにちは!

ワタルです。

 

本日は書評

本田直之と四角大輔の著書 モバイルボヘミアン
本田直之氏と四角大輔氏の【モバイルボヘミアン】

 

本田直之氏と四角大輔氏のモバイルボヘミアン ~旅するように働き、生きるには~

目次

本書の内容

モバイルボヘミアンとは、「仕事」のためだけに生きるのではなく、「好きなこと」を中心に据えながら、旅するように働き、暮らす、自由な生き方のこと。

会社員だった2人はどうやって、場所にも、時間にも、会社にも、だれにも縛られない自由なライフスタイルを手にしたのか。

10年近く、まるで兄弟のように深い交流を続けてきた、『レバレッジシリーズ』や『ノマドライフ』著者・本田直之と、『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』著者・四角大輔の2人が、20代の頃から20年以上の歳月をかけ、実験し続けてきた「生き方」と「考え方」をまとめた、まさに集大成となる一冊。 同書紹介より引用

モバイルボヘミアンを読んだ感想

モバイル 動ける・動かしやすい・機動性のある・移動型の

ボヘミアン 古い慣習にとらわれない人・自由奔放に生きている人

今では耳に馴染んだ”ノマド“という言葉。

 

本書では性格も見た目もある意味対極で、共通点は元々会社員だったという二人がそんなノマドライフを実現させるまでを、それぞれの異なるエピソードから書かれています。

 

単に「自由に生きよう!」「海外へ出よう!」という話では無く、働く場所に捉われず、自分の人生を歩んでいくにはどうすればいいか?

ノウハウ的に書かれています。

 

一度一般企業で社会人としての基礎力を付け、同時にITスキルも上げて、海外へもこまめに足を運びながら日本以外の拠点を作り上げていく。

中でも、収入源を一つに縛られないようにするという点は参考になりました。

なぜなら

大きな収益 = 責任が大きい = 時間を取られやすい

 

また、それを失ったら全てを失ってしまうという観点から、二人ともビジネスに加えて自身の趣味にも通じる様な

仕事 = 収入源いくつか確保していて

責任を分散することで過度なプレッシャーを避け、自分の時間も確保しやすい様にして豊かに暮らしていく

との考え方には「なるほど、、」と思いました。

20年以上かけて掴んだ生活スタイルなので、すごく説得力があります。

 

また、本書の最後には四角氏の厳選アイテムが紹介されているんですが、これがミニマリストにおすすめ!

アウトドアに関して、プロとして知識のある四角氏がいかに小さいか?いかに軽いか?

登山などでは少しの妥協で生死に関わるということでグラム単位の重さまで吟味したアイテム達。

 

ミニマリストが生活に取り入れられる物もあり、かなり参考になると思います。

しかも!一つ一つのアイテムがメーカー商品名重さコメントと具体的に紹介されているのが嬉しいところ。

 

本書が発売された2017年ではまだ特殊な働き方と言ったニュアンスがありますが、ここ二年で、かなり世の中は変化して二人の働き方・考え方に近づいている様に感じました。

もう数年後には、これが特殊な働き方では無く一般的な働き方になっているかもしれません。

そんな風に汲み取りながら読んでも興味深い一冊だと思います。

2021年追記:本当にそうなってきてますね。笑

・移動中や作業中も読書の時間に。オフライン再生もOKです。Amazonの「聴く」読書。最初の一冊は無料

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