ワタルです。
新たに本を読みました。本日は書評。
なにおれさんの著書【31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。 僕たちが見つけた質素で最強の生き方】を読んで。
【僕たちが見つけた質素で最強の生き方】はどんな内容?
「やりたくないこと全部やめて最高に楽しく暮らすなんて、本当にできるの?」と思っていませんか?
・欲しいものは自分でつくる努力をする
・「いくら稼ぐかより、いくらで暮らすか」を考える
・失われてしまうことをよろこぶ
・なんでもないことをお祝いする……ほか 「豊かに暮らしたい」「お金の不安を解消したい」「幸せに働きたい」を徹底的に考えた答えがここにあります。反響続々!
人気ブロガー、完全書き下ろし!もがきながら見つけた「生き方のヒント」、すべて公開します。
Amazon公式より引用
【僕たちが見つけた質素で最強の生き方】を読んだ感想・レビュー
著者のなにおれさんは、30代のミニマリスト。
ブログ・Twitter・インスタグラム・YouTube・書籍,,, と、色んなアプローチから発信されてます。
総フォロワーは12万人超!
なにおれさんを知ったきっかけはブログでした
>> なにおれさんのブログ
ミニマリズム・お金のこと・モノ選び、いわゆる「暮らし・人生」について網羅的に発信している、なにおれさん初の紙での書籍とのことで、今回読んでみました。
なにおれさんの書籍。印象に残った部分を「3つ」抜粋
なにおれさんの本を読んでみて、【個人的に特に印象に残った部分】を「3つ」抜粋して紹介します。
「質素」と「粗末」はこう違う P.66
粗末とは物事を雑に扱うことです。一方、質素とは贅沢しないがゆえに、あるものを大切にすることです。つまり、真逆なのです。
P.66より引用
なんとなく分かっていても、ちゃんと言語化出来ていなかった部分でした。
節約・シンプルな暮らし → 寂しい・物足りないとも捉えられがちですが、言葉本来の意味通り、全然そうでもないんですよね。
まずは、あるものを大切にすること。
そういう習慣付けがあるだけで、なんてことのない日々でも、充実感を得られると思います。
贅沢は瞬間最大風速で考えない P.100
そもそも贅沢とは、普通以上のことをすることだからです。言い換えれば、贅沢とは「普通」という比較対象があってはじめて感じられるものです。
P.100より引用
贅沢(非日常)を繰り返しても、人は慣れてしまいます。
そうすると、さらに贅沢をしないと満足出来ないループになってしまうことも,,,
意識的に普通を保つことも大事。だからこそ、たまの贅沢がグッと幸せな時間になります。
そして、この「普通」も自分で創意工夫しつつ、質素に楽しく暮らすことで、より些細なことでも贅沢と捉えることが出来るようになります。この調整が、人生では大事だと思いますね。
副業でお金を稼ぐよりも大切なこと P.125
僕はブログを書き始めるまで、働いている時間が充実感のある時間になるなんて全く想像していなかったからです。
P.126より引用
ぼく自身、本書に書かれているような流れと近い流れで、ブログを始めました。
3年くらい続けて、「稼いでいるか?」と問われたら、答えはNOです。笑
でも、無駄だった、やらなきゃ良かったとは全く思いません。「やってよかった」としか思わないくらいです。
それは直感的に、ブログを書いている時間 = ぼくにとって「充実した時間」だから。
それまでは、お金 = 別にやりたくもないことをした対価として貰える
でもブログを始めて、自分の書きたいことを書く → 少しでもお金が生まれる・それ以上に、誰かに読んで貰えるというやりがいを感じれました。
本職でこの「やりがい」を感じられる人は良いですが、副業という小さな形でもこのやりがいを感じる経験が出来たのは大きな収穫でした。
まとめ:お金や幸せ。人生の本質を再確認出来る1冊
質素
言葉だけ捉えると、ネガティブなイメージも。
ですが、そんな質素の意味合いを改めて確認出来て・自分の生活での軸にも取り込める点が多々ある本でした。
相反するようで、質素があるからこそ = 豊かさを実感出来る のかもしれません。
なにおれさんの発信では「無理して頑張る!」というより、自分のペースで自分の生き方を調整していくような、優しい内容の発信がベースなので、読みながらホッと出来る部分もあったり。
「暮らし」を見直して、もっとシンプルに楽しい毎日にしたい。
そんな方には、オススメの1冊ですね。