現在、在宅でWEB系の仕事をしています。
最初は、新卒で【営業マン】として働いてました。これが本当に辛くて。笑
「正直、ここがキツかった,,,」って場面を、今一度振り返ってみました。
営業職時代の辛かった点を振り返ります。「どんな点が具体的にキツかったのか?」まとめました。
営業職を希望する人・退職を考えている人への判断材料にもなると思います。
この記事を読むと,,,
- 営業マンの辛さが分かる
- 営業職のデメリットを把握出来る
- 経験者はあるあるを楽しめる
繊細なぼくが、営業マンを辞めたくなった瞬間【6つ】
HSP・繊細さんであるぼくが、営業マンを辞めたくなった瞬間を【6つ】まとめました!
- 用事のない訪問
- 上司との同行営業
- 毎月のノルマ
- 押売りする瞬間
- 社内でのコミュニケーション
- 努力で変えられないジレンマ
※これはぼくの職場での話なので、営業職全般の話という訳ではありません。
用事のない訪問
お客様への定期的な訪問は必須。
そんな中「用事はないけど、訪問しなければいけない時」は多々あり,,,いわゆる「顔だけ出す」みたいな。
毎度何か用意していくのが【出来る営業マン】な訳ですが、訪問回数が直近で重なると、うまく用意出来ない瞬間もありました。
そしてぼくは”セールストーク・ヒアリング”はまだしも”なんとなく雑談する”のが、本当に下手でして… 笑
「こんにちは〜!」と訪問するが、うまく会話が出てこず、微妙な空気になることも。「さ、最近どうですか〜?」と冷や冷やしながら、余裕がなかったです。
思い返すと、本当にお客さんに申し訳ない…
この点は、お客さんはなにも悪くありません。自分の至らなさ・申し訳なさが大きかったです。
元気な人たちは、ここら辺のコミュニケーションが本当に上手なんですよ。笑
上司との同行営業
営業では、たまに上司と一緒にお客様のところへ訪問する機会があります。
これも苦手でしたね〜
社内の直属の上司はまだしも、他県からお偉いさんが来て、一緒に回る時。
その人が威圧感のある厳しい人の場合、もはや”その人自体”に萎縮しすぎて,,,
普段よりも全然営業が出来なくなってしまう → いつもそういう営業だと思われて怒られる → さらに萎縮,,,
毎度、このループになってました。
うん、思い出しただけで怖い。笑
そういう人は「出来る」から管理職になっているので、セールス中も本当に細かい点を見られてるんですよね。
勉強にはなる訳ですが…
毎月のノルマ
これは営業あるあるですね。やっぱりノルマはあります。
「ノルマはないよ!」って会社でも【目標数値】という、結局ノルマがある会社が多いです。
大体毎月設定されてるので、その月なんとか達成しても、また翌月は0から。
しかも、前月・年と比較してノルマが決まる場合が多いので、めっちゃ頑張ると、次は”そこ基準のノルマ”になります。
毎月、心に余裕がなかった記憶
でも【出来る営業マン達】は、毎月これを達成してたんですよね…
営業職をされていて”出来る人”って本当すごい。
すごいし、なんと言うか、”強い”なって思います。バイタリティーが半端じゃない。
押売りする瞬間
【ノルマの為】に売り込む瞬間はあります。そう、お客様の為じゃないんです。
両者のメリットをうまく絡めてセールスすることはもちろん心掛けてますが、ノルマの為に売り込む瞬間も実際ありました。
で、優しいお客さんって、そこも汲み取って買ってくれるんですよ。
これがぼくは特に辛くて、ノルマを達成しても全く満たされなかったです。
その分、他の場面でそのお客さんにサポートするなり動いてましたが、HSPの繊細な面もあり、常に【申し訳ない気持ち】がありました。
他の人は、サクッと気持ちを切り替えて進んでましたが、この想いを抱えてしまうのは、やはり適性がなかったとも思います。
社内でのコミュニケーション
営業職自体というより、HSP・繊細さんにとっては、ここがキツい人は多いかも。
そもそも人としての気質が社内で合わないんです。
仕事/業務自体ではありません。
業種に限ったことではないですが、やっぱり営業職では、色んな意味で「元気・強め」な人が多いのも事実。
上司については,,,
- 酒が飲めないは禁止
- 根性論
- 徹底した上下関係
同僚に関しても,,,
- 退勤後はクラブにナンパしに行く
- 一発ギャグとか率先してやる
- とにかくテンションが高い
ここら辺は合わな過ぎました。笑
対人で消耗し切っているのに、なぜこの後クラブに行ける…!?
まあ同僚に関しては「悪い人」って訳ではなく、単純にタイプが違いすぎる感じ。
なので、仲良くするには、本来の大人しい自分と真逆の自分を演じる・面白いやつっぽくしないといけない空気もあり,,,
あと実は、仕事で怒られたことはそこまでなかったんです。ただ,,,
- どうしてもっと酒が飲めない!?
- もっとテンション上げて盛り上げろ!
- 新人はもっとガツガツしろよ!
在職中は【元の性格・人としてのタイプ】自体についてずっと色々言われていて、自分自身をいつも否定されてるようで辛かったです。
この点は合う人には、”ノリの良くて楽しい職場”というメリットにもなるかもですが。
努力で変えられないジレンマ
色んな要素はありますが、営業職って「元々の適性」の影響が大きい仕事だと思いました。
これは、色んな人からも聞いた覚えがあります。
努力しても、どうにもならない点があるんです。
特に”メンタル”が営業職では大事。
頑張って勉強しても、やっぱりメンタルって、そんな簡単にコントロール出来ません。
例えば、プログラミングで、仕事の為に新しいコードを覚えるとか。これは努力で変えれますよね?
でも「毎日色んな人と会うこと自体が消耗する,,,」こうした点は、気質なので、根本から変えることが難しいです。
色々練習したり、改善する為にたくさん本を読んだり、トライしました。が、やっぱり気質は変えれませんでした。
ここで悩むと、もはや脱出出来なくなります。
やはり、営業職は根本的な適性がある方こそ活躍出来る職種だと思います。
リモート・在宅ワークに転職して、働く概念が大きく変わりました。
日々の自由時間が増えたのは、心の安定にも繋がります。
とはいえ、どんな求人があるのか?どんなスキルが必要なのか?
イメージ出来ない点も多いかと。
リモート系の求人をチェックしてみたり、今の経歴からどんな声が掛かるか?
軽く調べる習慣を付けるだけでも、行動することで大きな効果が見込めます。
まとめ:振り返って、辞めて良かったしかない。笑
振り返ってみて、結論。辞めて良かったしかない。笑
【石の上にも3年】とかやってたら、今頃大変でした。
というか、なんでぼくは入社したんだろう…?
文系だし、”とりあえず営業”という未熟な判断でした
もちろん【営業職自体】全てこうではないし
- 扱う商材
- 売り込むルート
- 職場のタイプ
それぞれ異なります。これは、あくまでぼくの所感。
あと、営業職自体は辛い面もありますが、お客さんと話したり、楽しい・勉強になった面も、もちろんあります。
正直社内が合わなかったのが、辞めた理由の80%くらいは占めてますね。笑
ちなみに、転職してから一度もそうした点を注意されたことはありません。むしろコミュニケーション力に関しては、褒められることがほとんどです。
「ぼく自身はそのままなのに、場所が変わるだけで、ここまで評価って変わるのか,,,」と衝撃でした。
同じように営業職では合わない人は、転職も検討した方が得策。
場所を変えて、自分本来の適正にあった場所で、再スタートするのがオススメですよ!