ワタルです。
皆さんは1年間でどれだけのお金を使って、どれだけ豊かに暮らしていますか?
年間100万で、楽しく豊かに暮らしている人がいます。
本日は書評。
山崎寿人さんの【年収100万円の豊かな節約生活術】です。
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【年収100万円の豊かな節約生活術】はどんな本?
生活費月3万円、20年間定職に就かず生きてきた自称プータローの著者。せっかく東大を出て一流企業に勤めたがそれも辞め、一体どんな窮乏生活をしているかと思いきや…ベランダにはハーブ菜園、食卓はご馳走、毎週のように友人を招いて宴会と、まったく貧乏臭くない生活ぶり。どうしてこんなに豊かな暮らしが実現できるのか? 試行錯誤を重ねて編みだした、楽しくて賢い節約生活術を大公開! 1人前200円程度で名店の味に迫る「格安レシピ集」付きの使える一冊。 Amazon 本書紹介より引用
【年収100万円の豊かな節約生活術】を読んだ感想とか
「年100万で豊かに暮らせるライフハックを手に入れれば、さらに生活の自由度・余裕を持てるのでは、、、気になる。。」ということで読んでみました。
「100万でどう生活しているのか?」と思いつつも、あらすじを読んだ段階で、普通にというか、もはやすごく楽しそうに過ごしてることがわかりました。
具体的な生活方法の詳細は割愛しますが、年収に関わらず【豊かに暮らす】といった部分でのポイントがこの本を通して、見えてきました。
年収に関わらず【豊かに暮らす】キーワードとは?
それは【考えて、工夫すること。】
現代では、もはや扱いきれない程のサービスや情報に溢れています。おまけに、価格面でもコスパは良くなるばかり。
そう考えると、ただただお金を使う=豊かな生活。という図式はちょっと単純すぎなのでは?
自分に置き換えてみても、実生活で楽しい・充実感を感じるタイミングって【工夫して→それが形になった時】が多くて、「使用した金額分だけ楽しかったり、充実したか?」と問われたら、全然比例していない気もします。
著者の山崎さんは、この工夫の還元が上手いと思いました。
本にもありますが「必要なことを我慢した、ストイックな生活はしない。やりたいことには労力も時間もガッツリ掛けて楽しむ。そこには考えて、工夫することは必須。」とあります。
著者の山崎さんはどんな工夫をしているのか?
山崎さんの場合、着手していて楽しいのは料理。
- どれだけ安く、その中でどれだけ美味い飯を作れるか?
自由な時間を活かして、頭をフル回転させて工夫している様です。
お金では無く徹底的に工夫・労力をかけることで、その工程を一つの娯楽として楽しみながら、結果的に料理のレベル上げて、毎日の食も安く豪華に、それを友人にも振る舞って、人との交流もガッツリ楽しむ。すごくバランスが上手だと思いました。きれいに還元してる。
- 材料費は安く→ 支出を抑える・節約
- 美味く作る→工夫・達成感
- 人に振る舞う→楽しみ・充実感
本にも何度もありましたが、その分着手していて楽しくない時間、仕事や服とかにはこだわりが無いので、余計に稼がないようにしたり、お金をかけないそうです。
嫌な時間→最小化→その分生まれたお金・時間→好きなことに投資。このループを繰り返して、どんどん楽しく過ごせるように工夫していく。
この考え方は、ミニマリスト的な思考に通ずるものがありますね。
自身がミニマリストであることで感じている【5つ】のいいコト。
この【豊かさ】に辿り着くのが難しい理由。個人的な考えとかも
個人的にはこの【嫌な時間→最小化】の部分をしっかり考えて、行動に移せる人が少ないのかなと思います。
社会性の為にその部分を我慢して、それを人に押し付けて、押し付けられた人は、行動せず我慢してしまう。そして自分が我慢したから、また下の世代に押し付ける,,,
上記の様な負のループが、日本人の生真面目?な気質的に発生しやすいのかも知れません。
人の生活はその人次第な訳で、個人的には「山崎さんみたいな生活も最高だよな〜」と思いました。ただ、やっぱり【社会の正解?】を盾に色々言われることも多いみたいで。
山崎さん自体は140%幸せなのに「仕事辞めて、引きこもってるらしい。かわいそうに。。」「お前、、しっかりしろよ。ちゃんと考えないと。。」みたいに。自分の今の生活の噂や実際対面で話をした際に、急に謎の上から目線でアドバイスされたりすることも多いらしく。。
個人的には、自分に特別な迷惑でも掛けられて無い限り、人がどう過ごそうが、その人が決めるし、その人の幸せはその人次第。
どうして自分の人生や考え方が一番の正解だと思ってしまうのだろう?そういう上から目線の人の方が、どちらかといえば充実してないんだろうな〜と感じてしましますが。
あ、ここ15行くらいは僕の考えなので、本書ではそうは言ってません。笑
ただ、そういった言葉に対して、大らかに受け流せる人柄が、たくさんの人が自宅に遊びに来る生活と繋がっているのだと思いました。
今では、ネガティブな目線も減ってきているらしいです。
ここら辺は見習いたいですね。まあ山崎さん自身も、思うことは色々あるみたいですが。。。心の声として、本書では書いてあります。笑
しかし自宅でパーティーだけでは無くて、そこで節約したお金で、年末の飲み会とかはガッツリ参加してるみたいで、そこもバランスが良いな〜と感心しました。
そんな生活の詳細を知りたい方は、読んでみると面白いですよ!節約以前に、考え方などは、特に為になる部分もたくさんありました。
山崎さんみたいにゆる~く生きるのも良いし、こうした考え方を持った上で、ガッツリ稼いで、使うべきとこには投資しまくる人生もまたアリだと思いました。
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