東京に引っ越して、約4年。
この度、ずっと室内で足元を支えてくれた”スリッパ”が限界を迎えました。
かなり履き込んで、もうボロボロ。
ここまで使い切れると、逆に清々しい。
在宅勤務で、タダでさえ自宅時間が長いぼくが毎日履き続けて、ここまで保てた帆布の丈夫さはすごい。流石に今はボロボロですが、割と最近まで”経年変化”として楽しめるくらいの風合いでした。
生活を彩っていただき、ありがとうございました。
で、それと同時に”新たにスリッパを用意する必要”が出てくる訳です。
さて、どれにしましょう…
新しい相棒:迷ったのは、この「3種類」
今回の選定基準は以下。
- 天然素材で経年変化を楽しめる
- 洗える
- 毎日使用に耐えうる耐久性
- 蒸れない / 暑くならない
- 疲れにくいクッション
スリッパをチョイスする中で、魅力的なモノがいくつかありました。
「ん〜どれも良いな…」と迷ったのは、この3種類。
帆布生地のスリッパ
前回に引き続き、丈夫な帆布生地もアリ。明るい色も楽しそう。
口コミでの評判も良さげ。
ウール100%のスリッパ
ウール100%のスリッパは未経験。どんな使用感なのか…?
麻系のスリッパ
麻のサラッとした質感・経年変化の風合いは大好き。きっと履き心地も良いでしょう。
もしくは、やっぱり同じスリッパをチョイスするのもアリかも?
君に決めた!【kitz-pichler】のウール100%スリッパ
ということで、吟味した結果・迎え入れたスリッパはこちら!
kitz pichlerのウールスリッパ
キッツピヒラーはオーストリアのゴットシュタイン社で作られる、ルームシューズブランドです。
https://www.kitz-pichler.com/より引用
特徴であるボイルドウールは、厳選されたサプライヤーから調達した羊毛を使い、アルプスからの透き通った水を使い、作られています。
ウールスリッパは未経験だったので、使用感や経年変化を期待してこれに決めました。
何事も経験。何より”新しい経験”は、新たな気づきを与えてくれるはず…!
【kitz-pichler】のウールスリッパ”HALL(ハル)”をレビュー
デザイン
選んだモデルは、HALL(ハル)。
いわゆるスリッパらしい形。甲の部分だけでなく、かかと部分まで囲うような形です。
内側にはブランドタグも付いてます。
余計な装飾のない、シンプルでデザインが素敵ですね。
素材
素材はボイルドウール100%!
丸々ウール素材っていうのは面白いですよね。
いわゆるフェルトのように、ウールを圧縮して密度を高めて丈夫にしています。
ソール部分には、ウールに天然のラテックスを使用されているみたい。
ゴムの木のミルクから得られる天然ラテックスを独自の製法により、ソールに仕上げています。
https://www.kitz-pichler.com/
天然ラテックスソールは、小さな空気の通り道により通気性が高く、弾力性があり、撥水性があります。
手洗いもOKなので、清潔感も保つことが出来ます。
とは言いつつ…
今回、ぼくは実品を履いたことがありませんでした。
いざ購入してみて、見た目や質感には大満足。
「これは人気商品なのは分かるな〜」と思っていたのですが、履いてみると、予想よりも”ソールが薄く”感じました。
これくらいの厚みのスリッパはよくありますが、ぼくはもう少し厚みが欲しい…(自宅時間が長かったり・立ってPC作業をすることも多い)と感じてしまいました。
今のぼくの生活には、合わない…
なので購入はしつつも、残念ながら、結局”別のスリッパ”を検討することに。
「倉敷帆布」やっぱりこのスリッパが好き
結局このスリッパに帰ってきました。
うん、やっぱりこれが合ってる。笑
とにかく丈夫だし、クッション性も問題なし。
経年変化していく風合いも好き。
今回は色を変えて、ホワイト系をチョイスしてみました。
まとめ:良いスリッパを履くと”日々の幸福度”にも影響する
「ファッションアイテムには費用をかけるけど、スリッパはこれくらいで良いか」
そうした選び方をする人も多いかと。
でもスリッパって、基本的に”毎日同じものを使う”訳です。
なら、そんなスリッパもファッションアイテムを選ぶように、しっかり良い物を愛用したら楽しくないですか?
なんというか、適当に選んだ時はあくまでスリッパ(道具)って感覚なんですが、しっかり良いのを選ぶと”ファッションアイテム”としても楽しめる感覚を自宅でも日々味わえるんですよね。
※値段云々というか、自分なりにちゃんと選んだかが大切
スリッパは毎日使用するので、履く度にちょっといい気分になります。
結果的に“日々の幸福度”にも少なからず良い影響があると思っています。
何となく選びがちな「スリッパ」
そんなスリッパも、自分なりにこだわってチョイスすることで、履く度に気持ちが上がるアイテムとして楽しめますね。