20代半ばの時。
営業職から未経験で”WEBマーケター”として【IT系のベンチャー企業】に入りました。
早速ですが、結論。
繊細さんに、ベンチャー企業は向いてません!
今回は、メンタルが細やかなタイプ「いわゆる繊細さん・HSP気質な人」がベンチャー企業に向いていない理由を説明します。ただ、条件によってはアリな部分もあるので、そこにも触れていきます。
この記事を読むと,,,
繊細な人がベンチャー企業に向いていない理由が分かる
それでもベンチャーに入社する場合のポイントを知れる
繊細さんにベンチャー企業が向いてない【4つ】の理由
ぼく自身、いわゆる”繊細”タイプ。HSPでもあります。
そんなぼくが感じた繊細さんがベンチャー企業に向いてない理由は以下の【4つ】です。
- 仕組みが整ってない
- スピードが早い
- 自走するのが基本
- 業務の幅が広い
それぞれ触れていきます。
仕組みが整ってない
【会社】というのは、基本的に業務が”仕組み化”されている部分が多いです。
「この業務に関しては〜こういう風に。この状態では〜流れに」みたいな。
ただベンチャーでは、そうした仕組みが整っていないことが多いです。
「これは勝手に進めて良いの?誰かに聞くべきことなのか?」いざ聞いたら「いや、私はそれは知らないです」みたいに言われる場面も多く、仕事以前に【毎回の状況理解や対処】で気疲れしてしまいました。
ベンチャーでは、淡々とこうした場面をこなせる力が必要だと思いました。
“要領が良い”ってやつですね
スピードが早い
ベンチャー企業では、事業を全力で伸ばしていく・展開していく最中の企業が多いです。
ゆえに、スピードが早く・常に変化(方向転換)もあります。
じっくり丁寧な仕事よりも、素早い取捨選択・トライアンドエラーが必須。
ぼくは細かい作業を丁寧にする方が得意なので「よし!やっと終わった!」と思った矢先「やっぱりこっちで!!あと、あれとこれとそれを新しく始めるから!」みたいになって、常に慌てていました。
正直、ホッと出来る瞬間があまりなかったですね。笑
自走するのが基本
【常にみんな忙しい + 仕組みが未完全&スピード感】もある訳です。
人に逐一確認して進める、ひとつひとつ教えてもらいながら仕事をする瞬間は、本当少ない。
なので、自分で勉強して・自分で考えて・仕事をスピーディーに進めることは必須。
もちろん、どの仕事でもその姿勢は必要。ただ、自走とスピード感を同時にこなすことが難しかった記憶があります。
業務の幅が広い
これもベンチャーあるある。仕組みの話とやや被りますが,,,
「この人はこの業務・あの人はこの業務,,,」大企業では、部署・個人によって仕事が細分化されています。
ただ、ベンチャーではこうした線引きは曖昧なことが多いです。
特定の業務担当で入社したとして、それ以外の雑務・あるいは新しい事業展開のメンバーになる場合も全然あります。
ヘビーなマルチタスクは避けられないので、そうした環境が苦手な人にはしんどいかも。
リモート・在宅ワークに転職して、働く概念が大きく変わりました。
日々の自由時間が増えたのは、心の安定にも繋がります。
とはいえ、どんな求人があるのか?どんなスキルが必要なのか?
イメージ出来ない点も多いかと。
リモート系の求人をチェックしてみたり、今の経歴からどんな声が掛かるか?
軽く調べる習慣を付けるだけでも、行動することで大きな効果が見込めます。
まとめ:【苦手な状況】になりやすい職場は避けるべき
大変でしたが、ベンチャー企業で働いたことは、とても良い経験になりました。
「会社が諸々用意してくれるのは、当たり前では無い」ってことを痛感しましたね。笑
自分の考えが甘かったな〜…と
苦手・困難に立ち向かうことは良いこと。ただ「繊細さん・HSP気質な人がベンチャーに向いているか?」と考えると、自身の体験からもやっぱり【向いていない】と思います。
ベンチャーだと必然的に上記のような【繊細な人が苦手な場面や環境】が多いのは事実なので,,,
特にHSP気質などの繊細な方は、感受性が細やかなゆえに、苦手のダメージが更に大きくなりがち。
「根本的な苦手」に関しては、”頑張る”のではなく、そもそも”避ける”べきです。
今回紹介したように、ベンチャーは繊細さんにはちょっときつい場面が多いと思います。
ぼく自身、正直いろいろキツかったです。
でも、「未経験からの挑戦」を受け入れてくれるのって、ベンチャー企業が多いのも事実。特にIT・WEB系。
ここで、個人的に提案があります。
それは、この【3点】
- 働く期限を設ける
- 在宅勤務を選ぶ
- ある程度スキルを付けておく
繊細さんがベンチャーに入社する場合は、上のポイントに注意すること。
「修行期間」と割り切って、働く期限を決めておく。あるいは、心が乱れにくい「在宅案件」を選ぶ。もしくは事前にスキルを高めておけば、ある程度余裕があるので、諸々対処出来るかも。
未経験転職してみたい。
その場合、入り口がベンチャー企業になるパターンは多いです。
今回紹介した点を踏まえて挑戦すると、新たな環境でも取り組みやすくなるでしょう。